陰謀のセオリー
Conspiracy Theory

 制作:1997年アメリカ(サスペンス・アクション)
挿入歌:『君の瞳に恋してる』/ボーイズ・タウン・ギャング
 監督:リチャード・ドナー
 出演:メル・ギブソン
    ジュリア・ロバーツ

→IMDb


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■タクシー運転手のジェリーは、世の中にはさまざまな陰謀が溢れていると信じ、乗客相手にその話を言いまくっている奇妙な男。周りの人間は誰一人信じられず、異常な用心深さからアパートの部屋は半ば要塞化している。そして、自分が知った陰謀について綴った小冊子“陰謀のセオリー”をせっせと作り、インターネットで募ったたった5人の購読者に送り続けている。そんな彼が唯一心を許せるのは、司法省に勤務する弁護士のアリスだ。ジェリーは日々アパートの外から彼女を見守り、時には自分が気付いた陰謀を知らせるため、アリスの勤務先を訪れていた。ある日、突然ジェリーは黒ずくめの男達に拉致され、さびれた建物で拷問を受ける…。

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  • ジェリーが映画館に逃げ込んだ時に上映している作品“Ladyhawke(1985)”は、同じくリチャード・ドナー作品。
  • ジェリーのタクシーの乗客役として監督のリチャード・ドナーが出演。
  • 冒頭、ジェリーが乗客相手に陰謀を話しまくる場面は、メル・ギブソンが即興で演じた。
  • 病院の医者役でメル・ギブソンの弟Donal Gibsonが出ている。

★過去の記憶を失った偏執的なタクシー運転手と司法省の女性弁護士が謎の組織に狙われるさまを描いたサスペンス・アクション。

メル・ギブソンもジュリア・ロバーツも大好きな俳優。その二人が出ているのに、何故こんなにつまらない作品なんだろう。なんて言うか、ジェリーが陰謀に対して脅迫観念にとりつかれているのも、アリスの父親との過去の繋がりも、全部が取って付けたような感じを受ける。

ジェリーを追う謎の組織も、拉致してマインドコントロールして解放するくらいなら、もっと早くに彼を始末すればいいわけだし。ジェリーとアリスの父親の関係が、もっと意表を突いて面白いものだったら、作品全体の評価もあがったはず。中途半端なオチなのが残念。(2007.1.29)

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