ギャラクシー・クエスト
Galaxy Quest
★★★

制作:1999年アメリカ(SFアドベンチャー・コメディ)
監督:ディーン・パリソット
出演:ティム・アレン
   シガーニー・ウィーバー
   アラン・リックマン

→IMDb


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■80年代に大ヒットしたSFテレビシリーズ『ギャラクシー・クエスト』。放送終了から18年がたった今も熱狂的ファンを持ち、当時のレギュラー陣は頻繁に開かれるファン大会にかり出されている。子供だましなキャラクターを演じることに辟易しながらも、サイン会やイベントは落ちぶれかかっている彼らにとって大切な生活の糧だ。そんなある日、奇妙な格好をした“サーミアン星人”と名乗るグループがサイン会へやって来て、タガート艦長役のジェイソン・ネズミスに「敵との交渉役になって欲しい」と依頼する。新たなイベント出演の依頼と思い込んだジェイソンは、気軽に彼らと同行。しかし連れて行かれたのは、本物の宇宙船だった…。

★地球のSF番組を歴史的記録と勘違いした宇宙人に助けを求められ、成り行きで彼らの敵と戦うハメになった俳優たちの活躍を描いたSFコメディ。

冒頭から『スター・トレック』のパロディ全開で、スタトレを良く知っている人なら相当楽しいはず。かろうじて雰囲気を知っている自分でもかなりウケた。

前半はバカバカしさ満載でB級っぽいなぁと感じたものの、中盤からどんどん面白くなって、終盤のクルーが危機に立ち向かうくだりはかなり秀逸。そもそも出演者がティム・アレン、シガーニー・ウィーバー、アラン・リックマンなど錚々たるメンバーなので、そんな彼らがパロディ映画に出ていることだけで見る価値があるように思える。

勘違いでヒーローに祭り上げられた役者陣が、あーだこーだと揉めつつ、かろうじて問題をクリアしていくヘナチョコぶりがたまらない。「これって○○話でやったよ!」というセリフが随所に飛び出し、キャラの格の違いで「俺は死ぬんだ!!」と騒ぐ。こういう小ネタが効いているので、メインストーリーはオーソドックスで単純なものの、全てが新鮮に感じられる。

全編お笑いで終わるのかと思いきや、泣かせるシーンやちょっとしたロマンスもあって、いろんな要素が楽しめる作品。(2007.1.16)

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