Inside-Story

〜ロイスとクラークのキャスティングについて〜

テリー・ハッチャーにロイス役の打診が来た時、彼女はすでに映画やテレビで10年近い経験を持っていた。他の女優も候補にあがっていたが、ハッチャーはドラマやコメディをこなす実力を持ちつつセックス・アピールも兼ねそなえ、候補の中では際だっていた。


一方のクラーク/スーパーマン役としては、ワーナー・ブラザーズは32歳から34歳、身長は6フィート2インチ(約188cm)以上の青い目の俳優を探していた。

有力候補だったケヴィン・ソルボ(『アンドロメダ』のハント艦長役)は当時34歳。きれいな青い目に、6フィート3インチ(約190.5cm)というそびえ立つような長身で、制作者側にとっては理想的な俳優だった。(『アンドロメダ』のケヴィン・ソルボのページへ

対するディーン・ケインは丁度6フィート(約183cm)。目は焦げ茶で日本人の血が4分の1入っており、やっと26歳になろうかという若い青年だった。不適格者リストに名を連ねると思われたケインだったが、プロデューサーたちは彼の持つ何かに惹かれ、ケインは4度も呼び出しを受けたという。


製作者によると、オーディションにたずさわる若い女性たちは、みなとてもケインを魅力的に感じていたようだったが、ソルボもまた同様に女性達を魅了していた。そこでテストはロイス役との相性判断となった。その結果、ハッチャーとケインのスクリーン上の相性が非常に良かったため、キャスティング条件は無効とされ、ディーン・ケインとテリー・ハッチャーのコンビが決定した。


ソルボはその後『ヘラクレス』(画像・右)に主演してブレイク。ケインは“スーパーマン”として、一躍人気俳優になった。ケインはこの役には不向きと思われたし、あまりに若いためスーパーマンではなく“スーパーボーイ”のように見えるのでは・・・という声もあったが、彼は自分を酷評していた批評家たちが間違っていたことを見事に証明して見せたのである。


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