Episode-Season10

<<< 前のエピソード     次のエピソード >>>

10-13 207話 戻り道
(The Road Not Taken)
■例の“位相転換装置”の有効範囲を広げようと、ひとりラボで実験をしていたカーター。ランチに誘いに来たミッチェルを待たせてテストを行うと、空間に奇妙なひずみが現れ吸い込まれてしまった。気がつくと部屋に倒れていたカーター。さっきと同じラボだがミッチェルの姿はなく、基地内にはアラームが鳴っている。リー博士が駆けつけカーターの無事を確かめるが、何故か彼はカーターを“少佐”と呼んだ。しかも、アトランティスにいるはずのローン少佐まで現れ、自分はSG-1のリーダーだという。どうやらカーターはパラレルワールドに迷い込んでしまったようだった。

ローン少佐から尋問を受けたカーターはパラレルワールドから来たことを説明するが、なかなか理解してもらえない。他のSG-1メンバーに会おうとするが、ダニエルは数週間前にオーライ軍に捕まったまま行方不明。既に軍を辞めたミッチェルの所在は分からず、ティルクは何年も前にジャファの星へ戻ったという。ヴァーラに至ってはエリア51の独房の中だ。そこでカーターはラボの監視ビデオを見せてもらうが、カーター少佐が実験中ラボでは大爆発が起こっていた。

こちらの世界のカーター少佐は、パラレルワールドからエネルギーを吸い取る装置の開発に携わっていた。以前マッケイが研究していたのと同じく危険の大きいものだが、こちらの少佐はリスクを最小に抑えられる抜け道を見つけたのだという。少佐が実験を行った時、カーター中佐も同じ場所で実験を行っていた。両方の世界が繋がったまさにその瞬間、フォースシールドで守られ位相がズレた状態にあった中佐はこの世界へ引き込まれ、こちらのラボでコンデンサーがオーバーロードを起こす結果となったのだった。こちらのカーター少佐の姿はどこにもない。たぶん彼女はもう生きてはいないだろう・・・。

お互いに事態を把握したところで、カーターはハモンド将軍と対面した。こちらの世界ではいまだ現役司令官。違和感を覚えるカーターに、ハモンドは最悪のタイミングだと話し始めた。3週間前、一隻のオーライ船が地球を攻撃したが、エンシェントの椅子で撃退したという。その時ZPMを消耗してしまい、その穴埋めをすべくカーター少佐の実験が行われたのだった。中佐の世界ではアトランティスからZPMの補充を受けたが、こちらでは都市の存在自体が全く知られていない。もっと大きな違いは、スターゲイト計画のことが世界に公表されていることだった。

3年前のアヌビスの地球侵略のせいでアメリカ政府は秘密を保持しきれなくなり、今やスターゲイトやエイリアンの存在は周知の事実だ。パニックに陥った人々を鎮めるため町には戒厳令が布かれ、エイリアンのハイテクや知識がアメリカに独占されていたと知った諸外国との関係は最悪な状態に。その関係で南極の椅子は現在エリア51に移されていた。そんな中、今度は大艦隊を編成したオーライ軍が、5日後に地球へやってくるのだという。少佐の研究を完成させてくれとカーターに頼むハモンド将軍。協力すれば元の世界へ帰すとも約束した。少佐のやり方を追っていては間に合わないと判断したカーターは、自分が持っていたあの装置で地球を星ごと隠してしまおうと提案する。

問題は電力不足だった。事情を聞いたハモンド将軍は、カーターを意外な人物に引き合わせる。3年前からSG基地にオフィスを構える合衆国大統領ハンク・ランドリーだ。既に全米の電力をエリア51の椅子に集中できるようになっており、ランドリー大統領は問題をあっさり解決。ついにオーライ艦隊が現れるがカーターの作戦は大成功をおさめ、地球は難を逃れた。地球を救った英雄として、一躍時の人となったカーター。しかし、SGCの現状を知った彼女は怒りを覚えていた。アルファ基地は撤収、ジャファとの同盟は破棄。SG基地はほとんど活動していないのだ。しかも、エイリアンと戦うはずのF302が政敵の排除に使われている。やむを得ない措置だと言うハモンド将軍に、カーターは怒りをぶつける。

【登場人物】

【登場人物:パラレルワールド】


【関連エピソード】


【面白セリフ】

  • (カーター少佐の元夫がマッケイと聞いて)
    カーター「まさかロドニー・マッケイじゃ?」
    ローン 「そうだ。君の世界でも嫌われ者のクソ野郎?」

  • カーター「ショックでしょうけど聞いて。私はあなたの思ってる私じゃない」
    ロドニー「なんてことだ・・・君はレズビアンだったのか」
    カーター「なに!?莫迦言わないで!!!」

  • カーター「私の知ってるロドニー・マッケイは挑戦を恐れない。彼ほど常に前向きで勇敢で自己犠牲をいとわない、男らしい男は他に知らない」
    ロドニー「・・・口からでまかせだろ」
    カーター「ま、大半は」

  • (2週間見えないカーターを励まし続けたと聞いて)
    カーター 「どんなこと言って話しかけたの?是非知りたい!」
    ミッチェル「目を通すファイルがある」
    ティルク 「サイラー軍曹とスパーリングの予定が」
    ヴァーラ 「ネットオークションで掘り出し物探さなきゃ」

【トリビア】

  • カーター少佐は宇宙間ブリッジが100万分の1秒しか開かない装置を設計していた。これを使えば無数の異なる宇宙からエネルギーを少量ずつ盗んで1回の被爆量を最小に抑えることができる。
  • 位相転換装置で地球を丸ごと隠すのに必要な電力は700ギガワット。(全米の発電総力のおよそ80%)
★今回は私の好きなパラレルワールドもの。散々パラレルワールドと関わって来たはずのカーターに“途方に暮れた感”があるなと思ったら、自分が別次元に行くのは初めてだったんだよね。このネタで嬉しいのは、本筋ではありえないコトが起こせること。今回は特にハモンド将軍の司令官姿が嬉しかった。お懐かしー(#^.^#)  アトランティスが見つかってないとか、ゲイトのことが公になっているとか、いろんな違いがある中で最も「アリエネー!」と思ったのは、カーターがマッケイと結婚していたこと。友情ならともかく愛まで発展するか?( ̄▽ ̄; ローン少佐がSG-1のチームリーダーってのもちょっとねぇ・・・カーター少佐の立場はどうなるんだよ。

ランドリー将軍は大統領におさまっていた。「あれ?キンゼイじゃないの?」と思ったけど、もし奴ならカーターは絶対に帰してもらえなかったよね。今では過去の物となったプロメテウスまで健在で、エアフォース1に昇格(笑)していた。どうでもいいけど、カーターのドレスはあそこまでセクシーじゃなくてもいいと思うんだが・・・。エキゾチック粒子の関係で危険なのに、誰もがこの方法でエネルギーを得ようとする。なんでシンプルにZPMを作ろうとしないのかね?アトランティスのデータベースに製造方法くらいのってそうなもんだけど。元の世界では姿を消したカーターを励ますべく、2週間も空っぽの部屋に向かって話し続けていたメンバー。今回はクジ引きとかじゃないの?(笑) たぶんミッチェルはばーちゃんの話で、ティルクはジャファの言い伝えかなんかで、ヴァーラはお宝探しの話に違いない(爆) 

ところでカーターの吹き替えの鈴木弘子さん、風邪かなんかだったのかな。冒頭のシーンで思いっきり噛んでたよね (^^ゞ 

<<< 前のエピソード     次のエピソード >>>

All the images are property of their respective owners.

STARGATE SG-1 top-page

▲HOME